5月28日から始まった短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2025」に出品された「日の出を知らない街」に女優の小西真奈美(46)が出演している。

「奥多摩を舞台に3人の青年が自然と人とに触れ合うストーリー。カメオ出演ながら印象的な小西の出演シーンは、まるで森の妖精のようだとの声が寄せられている」(映画記者)

 演劇関係者が補足する。

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「小西は一昨年、森林浴ファシリテーターの資格を取得。森関係の仕事には意欲的なようで、出演を素直に喜んでいます」

いまはすっかり山ガール(本人インスタグラムより)

「起用する側としては使い勝手がよく、幅広い仕事を」

 鹿児島県出身の小西は幼い頃に両親が離婚。母親に育てられ高校を卒業した。地元でモデルとして活動していた際、つかこうへいの舞台のオーディションに挑み、見事19歳で女優デビューを掴んだ。

「後に小西は『(オーディションでは)一番下手だった』と振り返っていますが、つかは光るものを感じたようです」(同前)

 2001年の朝ドラ「ちゅらさん」でヒロインの恋敵を演じ注目された。翌年出演した映画「阿弥陀堂だより」では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主演にこだわらず役の幅を広げていった。

「役のイメージに染まりにくいのが彼女の美点。起用する側としては使い勝手がよく、教師から主婦役まで幅広い役柄を演じてきました」(ドラマ制作関係者)