希少がんである乳がん“浸潤性小葉がん”の治療を続けている梅宮アンナ氏(52)が、2025年5月23日に結婚をした。お相手は、アートディレクターのヨッチャンこと世継恭規氏(よつぎやすのり・59)。
梅宮姓から世継姓になったアンナ氏とヨッチャンに、“出会って10日で結婚”の経緯について話を聞いた。(全2回の1回目/続きを読む)
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出会って10日婚の裏側
――5月23日に結婚されたとのことでおめでとうございます!
世継アンナ(以下、アンナ) ありがとうございます!
世継恭規(以下、ヨッチャン) 発表してから、本当にいろんな方からお祝いのメッセージが届きまして、本当にありがたいです。
――出会って10日での結婚ですが、おふたりが会うことになったきっかけは?
アンナ 今年の2月に、同級生と集まってご飯を食べていて。私以外、みんな結婚していたんですよね。それで「アンコ(あだ名)は彼氏とか結婚とかどうなの?」って聞かれて。がんになってからやっぱり心細いところはあったから、「うーん。この先ずっと1人はね……」って言ったんです。
そしたら、友達のひとりが「アンコに合いそうな人がいるんだけど」ってヨッチャンの名前を出して。で、そのときにヨッチャンのInstagramを見せてもらいました。
――2月の時点で、ヨッチャンの存在は知っていたと。
アンナ でも、結婚している人かもしれないし、いろいろわからないじゃないですか。
ヨッチャン してないよ(笑)。
アンナ 結婚していても隠しているかもしれないし、どうなんだろうって。でも、Instagramを見たときは、すごくいいなって直感で思ったんです。で、「今度紹介してほしいな」って言って。
――その3ヶ月後に会うことになったと。
アンナ GWの最終日あたりにまた同級生と集まっていて、そこで「そういえば前に話していた方、会ってみたいんだけど、どう?」ってお願いして。変に名前を隠して会うよりも「梅宮アンナが会いたい」って伝えてもらった方が楽だと思ったから、同級生を通じてヨッチャンに連絡してもらいました。
ヨッチャン 「梅宮アンナが会いたいって言ってる」って連絡が来て、びっくりしました。「ええ、梅宮アンナって、あの梅宮アンナ!?」って。でも正直、イメージは悪かったんですよ。チャラチャラと夜のお店で毎晩飲み歩いている、ちょっと高飛車な女性なのかなって(笑)。
――アンナさんが、がん闘病中であることは知らなかった?