「家に梅宮アンナがいる!」ってびっくりして…
――いくら第一印象がよかったとはいえ、出会って10日での結婚に迷いはなかったですか?
ヨッチャン 彼女も言ってたんですが、10日間って月に1回のペースで会っていたとしたら、10ヶ月分ですよね。だから僕たちは、みんなが数ヶ月かける時間を圧縮しただけなのかなって。連絡も毎日取るので、もう10年ぐらい付き合ってる感覚なんです。
アンナ この10日間で10ヶ月分ぐらいの情報量を私に渡してくれたんですよ。駆け引きとか探り合いっていうのをぜんぶすっ飛ばした感じです。たった10日なんですが、この10日間にあらゆるものが凝縮されてるんですよ。
付き合う期間に、ちゃんと相手のことを見るのって大事だと思うし、それが普通なんでしょうけど、私たちには時間をかける理由がなかった。たとえば、指輪を見に行くにしても、ドレスを見に行くにしても、私たちのことを隠す必要がないから楽なわけですよ。
――まだ10日ですけど、もう10日だと。
アンナ でもまだ落ち着かないですよ。恥ずかしさとか照れとかはありますし。
ヨッチャン 昨日も家に帰ったら「おかえり~」って彼女がいて。「家に梅宮アンナがいる!」ってびっくりしました。
アンナ そういう新鮮さはこの先も大事にしたいですね。いつまでも2人の関係が当たり前にならないように。
――結婚式の話などもされているのでしょうか?
アンナ 今年中にできたらって話しています。指輪もどうしようって今いろいろ考えていて。
ヨッチャン 知り合いにジュエリーブランドの方や結婚式のコーディネーターをしている方がいるので、今いろんな方と連絡を取って決めている最中です。作品を作るのと同じで、やっぱり彼女と僕の一生で1回の大切なイベントなので、ちゃんといいものを作りたいなって。
写真=鈴木七絵/文藝春秋

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