テレビやラジオなどメディア出演も多数ある人気占い師・ステラ薫子氏が、巨額の貸金返還請求訴訟を立て続けに起こされていたことが、「週刊文春」の取材で分かった。

アジアでも活躍するステラ薫子氏(本人HPより)

「タロット占いの第一人者」を自称

「日本を代表する西洋占星学、タロット占いの第一人者」(公式HP)と自ら称する彼女は、お茶の間でもよく知られた存在だ。

「嵐の大野智が主演した2008年のTBSドラマ『魔王』ではタロットシーンの監修を務め、『王様のブランチ』(TBS系)でも大野を占っていた。最近も女性誌『VOCE』などで占いの連載を持ち、昨年1月には『なないろ日和!』(テレビ東京系)に出演。女優の香坂みゆきらと共に富士山を訪れていました」(芸能記者)

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テレビ出演も多数(ステラ氏のXより)

ステラ氏側に支払いを命じる判決が確定

 長年スポットライトを浴びてきた彼女だが、最近、巨額の貸金返還請求訴訟を立て続けに起こされている。

「東証スタンダード上場の企業が昨年8月、『訴訟の判決に関するお知らせ』を発表しました」(経済部記者) 

 同社は2022年9~10月、ステラ氏側に営業貸付金として融資を実施したが、支払い期日を延長しても返済がなされず、昨年1月、提訴に至ったという。そして昨年8月、ステラ氏側に3850万円の支払いを命じる判決が確定。「週刊文春」が同社に確認を求めたところ、「現状、返済はありません」と回答した。

60代女性など複数の被害者から訴訟を

 さらに、60代女性など複数の被害者からも貸金返還請求訴訟を起こされ、法的にステラ氏側に支払義務があるとされた金銭は約3億円に及ぶ。

 ステラ氏は取材に対し、上場企業への返済については優先順位が低いとし、60代女性には返済の意思はあるとして直近でも数百万円返済したなどとした。

※写真はイメージ ©AFLO

 6月4日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および、5日(木)発売の「週刊文春 電子版」 では、ステラ薫子氏による“3億円未払いトラブル”について特集する。ステラ氏が金銭を借りる際に名前を出した元有名女優の名前や、その元有名女優夫妻とステラ氏との関係、被害者による連続告白、ステラ氏との詳しい一問一答などについても報じている。

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