相撲協会に退職届を提出していたことが判明した宮城野親方こと元横綱の白鵬(40)が、今年4月、協会退職を決意した後に自民党の森山裕幹事長から参院選出馬の打診を受けていたことが「週刊文春」の取材で明らかになった。
事情を知る自民党関係者が明かす。
「両者の間を取り持ったのは小野寺五典政調会長。彼の地元の宮城県内で、白鵬さんが観光大使を務めた縁から、面会を持ちかけたそうです」
自民・森山幹事長は白鵬と面会した事実を認め…
票集めのため、各党が血眼になってタレント候補を擁立するのが参院選の常。老獪な森山幹事長が、史上最多45回の優勝回数を誇りながら、協会退職が囁かれていた当時の白鵬に目をつけるのも無理からぬことだった。
森山氏を直撃すると、白鵬と面会した事実を認め、次のように語った。
「白鵬さんは相撲に対する情熱を非常に持っておられましたね。見識が深く、感銘を受けました。相撲を世界のスポーツにしなきゃいかんと。しっかりした考えを持っておられる方です」
参院選への出馬を打診したのか問うと、森山氏は――。
6月4日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および5日(木)発売の「週刊文春」では、森山幹事長との一問一答をはじめ、「週刊文春」が退職の意向を報じて以降の白鵬の動き、相撲協会の対応などを詳報している。

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